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美味しくて健康的な日本酒の選び方

目次:

  1. 日本酒の種類と魅力
    1-1. 純米酒系
    1-2. 吟醸酒系
    1-3. 本醸造酒系
    1-4. その他の種類
  2. 一番健康的な日本酒とその理由
    2-1. 添加物が少ない
    2-2. アミノ酸が豊富
    2-3. ビタミンやミネラルが豊富
    2-4. 低いカロリーと糖分
    2-5. 消化を助ける
    2-6. 適量の摂取が前提
  3. 日本国内で、日本酒の消費量が減少している理由
  4. 日本酒の魅力を最大限に伝えるために
  5. これからの展望、美味しさ、健康をアピールしながら

近所に、100年以上の歴史のある酒蔵があります。地域周辺は、それ以上の歴史のある酒蔵がいくつもあります。
実際にはまだ行ったことはありませんが、昨年日本に一時帰国して湯河原の旅館に宿泊した際に、その酒蔵のお酒を呑んでとても美味しかったのです。

HPには、ある時期に純米酒以外の酒、本醸造などを一気にやめたと書かれています。なぜなのだろう、と思いながら、日本酒について私はあまり知らないことに気づきました。

1. 日本酒の種類

日本酒にはさまざまな種類がありますが、大きく分けると以下のようなカテゴリに分類されます。

1-1. 純米酒系

  • 純米酒:米、水、米麹のみを原料とし、精米歩合に制限がない。濃厚な味わいが特徴。
  • 純米吟醸酒:精米歩合が60%以下の米を使用。芳醇な香りとスッキリした味わいが特徴。
  • 純米大吟醸酒:精米歩合が50%以下の米を使用。繊細で上品な香りと味わいが特徴。

日本酒の精米歩合(せいまいぶあい)とは、米を磨いた後の重量が元の重量に対して何パーセント残っているかを示す指標です。精米歩合は、日本酒の品質や味わいに大きく影響します。

  • 精米歩合70%:元の米の重量の70%が残っている状態。30%の外側の部分が削り取られている。
  • 精米歩合50%:元の米の重量の50%が残っている状態。50%の外側の部分が削り取られている。

高い精米歩合(例:70%)

削る部分が少ないため、米の外側に多く含まれる脂質やたんぱく質が残ります。味わいがしっかりとしていて、米の風味が強く感じられます。

一般的には「本醸造酒」や「純米酒」などに多く見られます。

低い精米歩合(例:50%以下)

米の外側を多く削ることで、中心部分にある澱粉質だけが残ります。雑味が少なく、繊細で上品な味わいが特徴です。精米歩合が低くお米がよく磨かれている日本酒は雑味が少ないので、華やかな香り高い日本酒になると言われています。

「吟醸酒」や「大吟醸酒」など、高級な日本酒に多く見られます。お米を多く削るほど、高級になっていくのですね。玄米よりも白米が、栄養素は減少するものの、一般的には美味しく感じられて贅沢な感じがするのと同じです。

では、純米酒の魅力とは、いったいどのようなものなのでしょうか。

1-1-1. 素材の風味を楽しめる

純米酒は米、水、米麹のみを原料としており、醸造アルコールを添加しないため、素材そのものの風味を楽しむことができます。米の旨味や甘み、そして発酵によって生まれる複雑な味わいが特徴です。

1-1-2. 自然な風味

添加物が一切含まれていないため、自然な味わいが楽しめます。米の種類や産地、精米歩合、酵母の違いがダイレクトに反映されるため、バラエティに富んだ味わいが楽しめます。

1-1-3. 幅広い食事に合う

純米酒は、料理との相性が非常に良いです。特に和食との相性は抜群で、刺身、煮物、焼き魚など幅広い料理に合います。また、洋食や中華料理とも合わせやすい柔軟さも魅力です。

1-1-4. 豊かな香りと味わい

純米酒は精米歩合によって風味が異なります。例えば、精米歩合が高い(米の外側が多く削られている)純米吟醸酒や純米大吟醸酒は、フルーティーで華やかな香りが楽しめます。一方で、精米歩合が低い純米酒は、しっかりとした米の旨味が感じられます。

1-1-5. 温度で楽しみ方が変わる

純米酒は、冷やしても燗(あつ)しても楽しむことができます。冷酒では爽やかで軽やかな味わいが楽しめ、燗酒では旨味が増し、より深い味わいが引き出されます。これにより、季節や気分、料理に合わせた楽しみ方ができます。

1-1-6. 健康志向に合う

添加物が含まれていないため、健康志向の人にも人気があります。また、米麹による発酵によって生成されるアミノ酸やビタミン類が豊富に含まれているため、健康面でも注目されています。

お気に入りの日本酒を、和食と一緒に

1-2. 吟醸酒系

  • 吟醸酒:精米歩合が60%以下の米を使用。醸造アルコールが添加されることがある。フルーティーな香りと軽快な味わいが特徴。
  • 大吟醸酒:精米歩合が50%以下の米を使用。醸造アルコールが添加されることがある。繊細で華やかな香りと味わいが特徴。

精米歩合を高めたお米(たくさん削る)を「低温」で醗酵させる吟醸酒の魅力には、以下のような点が挙げられます。

1-2-1. フルーティーで華やかな香り

吟醸酒の最大の特徴は、そのフルーティーで華やかな香りです。吟醸造り(ぎんじょうづくり)と呼ばれる特別な製法により、バナナやリンゴ、メロンのような香りが引き出されます。この芳醇な香りは「吟醸香(ぎんじょうこう)」と呼ばれ、非常に魅力的です。

発酵の過程で酵母から排出されるアルコールと炭酸ガスに、このようなフルーティな香りの元となる成分が含まれています。

1-2-2. 繊細で上品な味わい

吟醸酒は精米歩合が60%以下の米を使用しており、米の外側を削り取ることで不要な成分を取り除き、純粋な米の旨味を引き出します。その結果、繊細で上品な味わいが特徴となります。軽やかで滑らかな口当たりが楽しめます。

1-2-3. 手間をかけた製造方法

吟醸酒は低温で長期間発酵させる吟醸造りによって造られます。この製法は非常に手間がかかり、細心の注意が必要です。醸造工程において温度や湿度の管理を徹底することで、品質の高い酒が生まれます。そのため、吟醸酒は職人の技術と情熱の結晶と言えます。

1-2-4. 美しい見た目

吟醸酒は透明感のある美しい見た目も魅力の一つです。澄んだ色合いと光沢があり、グラスに注ぐときの美しさも楽しむことができます。この視覚的な美しさも、吟醸酒を特別なものにしています。

1-2-5. 多様な楽しみ方

吟醸酒は冷やして飲むことが一般的ですが、冷蔵庫で冷やしたり、氷を入れてオンザロックで楽しむこともできます。そのフルーティーな香りと爽やかな味わいが、特に暑い季節にぴったりです。また、洋食や中華料理とも相性が良く、幅広い料理と合わせて楽しむことができます。

1-2-6. 特別な場面にふさわしい

吟醸酒はその高い品質と華やかな香りから、特別な場面やお祝いの席にふさわしいお酒としても人気です。贈り物としても喜ばれ、華やかなパーティーやおもてなしの席にぴったりです。

これらの魅力により、吟醸酒は多くの日本酒愛好者に支持され、その独自の風味と香りが高く評価されています。

1-3. 本醸造酒系

  • 本醸造酒:精米歩合が70%以下の米を使用し、醸造アルコールを添加。スッキリした飲みやすさが特徴。
  • 特別本醸造酒:精米歩合が60%以下、もしくは特別な製法で醸造された本醸造酒。より洗練された味わいが特徴。

醸造アルコールとは、日本酒の製造過程で添加される純粋なアルコールのことを指します。これは、糖蜜(砂糖を精製する際に発生する黒褐色の液体)やとうもろこし、サトウキビ、サツマイモなどから作られる発酵アルコールで、エタノール(エチルアルコール)を主成分としています。

醸造アルコールは江戸時代ごろに登場し、米不足の時代には、低価格で日本酒を大量生産するのに適していたたために多く使われるようになりました。

香りと風味の調整、保存性の向上、生産効率の向上などのメリットがあります。また、醸造アルコールはその添加の有無によって日本酒の味わいや特徴が大きく変わるため、消費者の好みに合わせて添加されます。

本醸造の日本酒には以下のような魅力があります。

1-3-1. バランスの取れた味わい

本醸造酒は、米、水、米麹に加えて、少量の醸造アルコールが添加されます。これにより、味わいが軽くなり、飲みやすさが増します。酸味、甘味、苦味、旨味のバランスが良く、すっきりとした後味が特徴です。

1-3-2. 手頃な価格

本醸造酒は、他の高級な日本酒(例えば純米吟醸や純米大吟醸)に比べて手頃な価格で提供されることが多いです。高品質ながらも比較的リーズナブルなため、日常的に楽しむのに適しています。

1-3-3. 幅広い飲み方

本醸造酒は、冷やしても温めても美味しく楽しめます。冷酒として飲むとすっきりとした味わいが際立ち、燗酒として飲むと旨味がより引き立ちます。季節や気分に合わせて温度を変えて楽しむことができます。

1-3-4. 多様な料理との相性

本醸造酒は、そのバランスの良い味わいから、さまざまな料理との相性が良いです。特に和食全般や家庭料理に合わせやすく、焼き魚、煮物、天ぷらなど幅広いメニューと楽しむことができます。

1-3-5. 伝統的な製法

本醸造酒は、伝統的な日本酒の製法を守りつつも、醸造アルコールの添加により一定の品質を維持しています。これにより、安定した味わいが提供されるため、いつでも安心して楽しむことができます。

1-3-6. 種類の多さ

本醸造酒は、多くの蔵元で製造されており、その種類も豊富です。地域ごとの特性を反映した本醸造酒が多く存在し、各地の酒蔵を巡って楽しむことができます。地酒としての魅力も高いです。

1-3-7. シンプルなラベルデザイン

本醸造酒のラベルデザインは、シンプルで親しみやすいものが多いです。初めて日本酒を試す人や、日本酒を贈り物として選ぶ際にも、わかりやすいラベルが選びやすさを助けます。

これらの魅力から、本醸造酒は多くの日本酒ファンに支持され、日常の食卓や特別な場面で広く楽しまれています。

1-4. その他の種類

  • 生酒:火入れ(加熱殺菌)を行わない酒。フレッシュで爽やかな味わい。
  • にごり酒:濾過を完全に行わず、米の粒子が残る酒。濃厚で甘みが強い。
  • 原酒:加水調整を行わず、醸造後のアルコール度数が高い酒。濃厚な味わい。
  • 古酒:長期間熟成させた酒。複雑な風味と深い味わい。

これらの分類は、製造方法や原料、精米歩合などによって異なる特徴を持っています。それぞれの種類に独自の風味と香りがあり、飲む場面や料理に合わせて選ぶことができます。

2. 一番健康的な日本酒とその理由

健康面を考慮した場合、一番健康的な日本酒とされるのは一般的に「純米酒」です。その理由は以下の通りです。

2-1. 添加物が少ない

純米酒は米、水、米麹のみを原料としており、醸造アルコールやその他の添加物が含まれていません。そのため、より自然な状態の酒とされています。

2-2. アミノ酸が豊富

純米酒は発酵過程で生成されるアミノ酸が多く含まれており、これが健康に良い影響を与えるとされています。アミノ酸は体内で重要な役割を果たし、筋肉の修復や免疫力の向上に寄与します。

2-3. ビタミンやミネラルが豊富

米と米麹のみを使用するため、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。特にビタミンB群やカルシウム、マグネシウムなどが含まれており、健康維持に役立ちます。

2-4. 低いカロリーと糖分

純米酒は他のアルコール飲料と比較して、相対的にカロリーと糖分が低い傾向にあります。これにより、過剰なカロリー摂取や血糖値の急上昇を避けることができます。

2-5. 消化を助ける

米麹による発酵で生成される酵素が、消化を助ける働きをします。これにより、食事と一緒に飲むことで消化を促進し、胃腸の働きをサポートします。

2-6. 適量の摂取が前提

健康に良いとされる要素はありますが、適量の摂取が前提です。過剰な飲酒は健康に悪影響を与えるため、1日の摂取量を適度に保つことが重要です。一般的には、1日に日本酒を1〜2合(約180〜360ml)以内に抑えることが推奨されます。

これらの理由から、純米酒は健康的な選択肢とされています。ただし、個々の健康状態や体質によって最適な選択は異なるため、自分の体に合った飲み方を心がけることが大切です。

3. 日本国内で、日本酒の消費量が減少している理由

3-1. ライフスタイルの変化

現代の日本人のライフスタイルが多様化し、忙しい生活を送る中で、手軽に飲めるビールやチューハイなどが好まれるようになりました。これらの飲料は手軽で入手しやすく、比較的低アルコールで飲みやすいという点が魅力です。

3-2. 若者のアルコール離れ

若い世代を中心にアルコール離れが進んでいます。健康志向の高まりや、飲酒に対する意識の変化により、そもそもアルコールを飲む機会が減少しています。また、ソフトドリンクやノンアルコールビールなどの選択肢も増えています。

3-3. 食生活の変化

食生活の多様化も影響しています。伝統的な和食よりも洋食や中華料理などが普及し、これに合わせたアルコール飲料(ワインやビールなど)が選ばれることが多くなっています。日本酒は和食と相性が良いとされていますが、他の料理との相性を考えると、選ばれる機会が減ることがあります。

3-4. 日本酒のイメージ

日本酒は「強いお酒」や「年配の人が飲むお酒」というイメージを持たれることがあり、特に若い世代には敬遠される傾向があります。日本酒特有の香りや味わいが初心者には難しいと感じられることもあります。

3-5. コストと保存の問題

日本酒は製造コストが高く、保存方法にも気を使う必要があります。冷蔵保存が望ましいものが多く、開栓後の賞味期限も短いため、家庭で常備するのが難しいと感じる人もいます。

3-6. 多様なアルコール飲料の普及

ビール、ワイン、ウイスキー、チューハイ、カクテルなど、さまざまな種類のアルコール飲料が市場に溢れており、消費者の選択肢が広がっています。これにより、従来日本酒を飲んでいた人たちも他の飲料に移行することが増えました。

3-7. 広告とマーケティング

他のアルコール飲料と比べて、日本酒の広告やマーケティング活動が相対的に少ないため、消費者へのアピールが不足していることも一因です。特に若い世代に対してのプロモーションが少ないため、新しいファン層を獲得しづらい状況があります。

これらの要因が複合的に影響し、日本国内での日本酒の消費が減少しています。しかし、近年では日本酒の魅力を再発見しようとする動きや、若者向けの新しいプロモーション活動なども見られ、消費拡大への取り組みも進められています。

日本酒で乾杯!

4. 日本酒の魅力を最大限に伝えるために

4-1. ストーリーテリング

日本酒の歴史、製造方法、蔵元のこだわりなど、背後にあるストーリーを伝えることで、消費者の興味を引きます。各地の酒蔵を紹介し、その地域の特産品や風土との関係性を説明することで、消費者に深い理解と共感を促します。

4-2. テイスティングイベント

テイスティングイベントや日本酒フェスティバルを開催し、消費者が実際に日本酒を試飲できる機会を提供します。これにより、さまざまな種類の日本酒を体験し、自分の好みに合ったものを見つける手助けとなります。また、専門家による解説を通じて、日本酒の特徴や楽しみ方を学べる機会を設けることも重要です。

4-3. フードペアリング

日本酒と料理の相性を紹介することで、その魅力を伝えます。特に和食以外の料理とのペアリングを提案することで、新しい飲み方や楽しみ方を広めることができます。具体的なメニューとそれに合う日本酒の組み合わせを提案することで、家庭での実践もしやすくなります。

4-4. SNSとデジタルマーケティング

SNSを活用して、若い世代に日本酒の魅力を発信します。インスタグラムやフェイスブック、ツイッターなどで、美しいボトルデザインやテイスティングの様子をシェアすることで、視覚的にも訴求します。インフルエンサーや著名人とのコラボレーションも効果的です。

4-5. 教育とワークショップ

日本酒に関する教育プログラムやワークショップを提供し、消費者に日本酒の知識を深めてもらいます。製造過程の見学や、実際に酒造りを体験するツアーなども魅力的です。これにより、消費者は日本酒に対する理解と愛着を深めることができます。

4-6. デザインとパッケージ

現代的でスタイリッシュなボトルデザインやパッケージングにより、日本酒を新しい世代にも魅力的に見せることができます。特に贈答用や特別な場面で使える高級感のあるデザインが効果的です。

4-7. 健康面のアピール

日本酒の健康効果や、適量の飲酒がもたらすリラクゼーション効果などをアピールします。特に、純米酒のナチュラルさや、アミノ酸、ビタミンが豊富である点を強調すると良いでしょう。

4-8. 海外市場への展開

海外市場に向けて日本酒の魅力を発信することで、国際的な認知度を高めます。海外でのプロモーションやイベント参加、現地の飲食店やバーでの取り扱いを増やすことで、日本酒のファン層を広げます。

4-9. コラボレーション

ファッションブランドやアート、音楽など、他の文化とのコラボレーションを通じて、日本酒をより幅広い層にアピールします。これにより、日本酒のイメージを刷新し、新しいファン層を獲得します。

4-10. 手軽さと利便性の提供

小型の瓶やカップ入りの日本酒など、手軽に持ち運びできる形態の商品を提供することで、消費者が日常生活の中で日本酒を楽しむ機会を増やします。また、自宅で楽しめるオンライン販売やサブスクリプションサービスも有効です。

これらの戦略を組み合わせて、日本酒の魅力を最大限に伝え、消費者にとって身近で魅力的な存在とすることができます。

5. これからの展望、美味しさ、健康をアピールしながら

私は、日本酒が好きです。
今ではここニュージーランドでも近所で当たり前のように日本酒が手に入り、世界中で楽しまれています。

しかし、健康的で本当に美味しい日本酒は、やっぱり日本の、しかも酒蔵の近くでしか味わえないものだと考えています。

なぜなら、たとえば純米酒の生原酒は、保存の仕方によって醗酵が進み味が変化してしまうので、一般的にはあまり販売されていません。

私は、玄米も好んで食べます。ですから、しっかりとした米の味わいが残り、より自然に近いもの、高い精米歩合の純米酒が好きです。

「純米酒以外の酒、本醸造などを一気にやめた。」理由が、やっとわかりました。
近所の川西屋酒造のHPより

川西屋酒造店の酒造りは、手も必要、目も必要というオールドタイプの酒造りをしています。お酒を育てるみたいなことで、作業ではないのですね。単なる作業であればいくらでも機械に任せちゃっていいとは思うのですが、それをやってしまっては川西屋酒造店のお酒にはならない。そういうことを理解できる人が集まっているなと思います。

ひっそりと目立たない、でも存在感のある昔ながらの酒蔵は、やっぱりとても興味をそそられます。
今度日本に帰ったら、早速お邪魔してみたいと思っています。