私たち日本人は、何万年もの昔から
自然と共に生きながら、体験や経験によって智恵を得てきました。
自然と共に暮らしながら、自然を愛で、その美しさを表現してきました。
これから私たちは、自然と共に何を創造していくのでしょうか。
3年ぶりに、引っ越しをしました。豪邸からぼろ家へ、心機一転の生活が始まりました。住めば都、新しい生活もいいものです。
14年前の今日のことを、よく覚えています。あの日があったからこそ、心の平和の大切さを知ることができた、貴重な14年間でした。
忘れられない一枚の絵があります。黒田清輝の「祈祷」です。純粋な祈りと、静寂さが感じられるこの作品に、私は心が癒されます。
海外生活12年で8軒目。3年もの間借りてきた築100年以上の豪邸とも、とうとうお別れの時がやってきました。
体調が悪くて困っていた頃、無農薬、無肥料栽培に辿り着きました。今ではその考え方が、世界中に広まりつつあるようです。
日本独特の「惟神の道」かんながらの道という言葉があります。日本はなぜ、神の国と言われているのでしょうか。
大学を卒業しても、クラスの半分以上が就職先が見つかっていない現実。そんな彼女たちに、これからどんな未来が待っているのでしょうか。
「和」という漢字は、穀物が穂を垂れている姿を表す禾編と、口から成り立っています。和の本質的な意味を、紐解きます。
久しぶりに再会した、ママ友。ビーチで真っ青な海を眺めながら、日本への想いを、共有しました。
尺八演奏会に、初めて行ってきました。海外で聴く日本の音色は、格別でした。魂の音、心に響く尺八や津軽三味線の音色に酔いしれていました。
日本人の繊細で洗練された表現力は、日本という場所と長い歴史という時間の中で育まれたものです。 豊かな自然の中で私たちは、日本の歴史や文化、伝統、芸術、また経済も発 展させてきました。
神奈川県山北町の生活体験施設「和の学び」の学校、和乃森やまきたでは、古くから残されている蚕部屋を再現します。機織り、和裁などの体験の場も提供していきます。
人間の命をつなぐ「食」。 無農薬、無肥料、不耕起がどのように自然の生態系の循環に基づき、地球だけでなく私たちの身体に影響を与えるのか。参加型実験農場と、食から生命エネルギーを体感できる場を提供していきます。
人生の長い時間を共に暮らすプライベートな空間、住まい。和風建築は自然豊かな日本の気候環境のもとで、私たちの心身にどのように関わってきたのでしょうか。身の回りの住環境を考えていきます。
心身の健康といいます。 見えない心が先で、見える身体が後になることで、真の健康が得られる仕組みになっています。物質至上主義の崩壊を目の前に、私たちの心のあり方を、科学的に分析していきます。
人間の生活の基本「衣食住」がすべて、自然との共存、調和の中で実現でき たならば… 「医」は怪我や緊急時を除いて、さほど重要な分野にはなり得ず、衣食住に 医を加える必要などなかったのかもしれません。 物理的にも精神的にも、自然から離れれば離れるほど、人間は病気になって いきます。それは一体、なぜなのでしょう。
持続型社会という最近の概念。 しかしこの持続型社会というものは、決して新しいものではなく、すでに日 本ではその暮らしは定着していました。 これらを再認識し失ったものを回復させるために、私たちは何をするべきか。環境問題について考えていきます。
1971年生まれ。2011年3月まで歯科医師の仕事をしていました。子育てに専念する道を選び、環境を求めて2013年にニュージーランドに移住。海外からの視点で日本を再認識できたことの意義は大きく、日本の潜在的な可能性を知り現在に至ります。