昨日は、歌手ミネハハさんのコンサートに行ってきました。
横浜に住んでいた頃、もう15年くらい前になるでしょうか。近くの会場でイベントが開催されていて、その時にミネハハさんがステージで歌を歌ってました。
彼女のことは初めて知りましたが、CDを購入して家でよく彼女の歌声を聴いていました。
二十代になった娘も、ミネハハさんの曲をよく覚えているようです。娘は当時登校拒否をしたりして、私とずいぶん喧嘩をしていました。だからこそミネハハさんの曲は私にとって、思い出深い曲です。そして娘にとっても、響くものがあったに違いありません。
例えば、この曲。
小さな命 宿ったときは
母さん 父さん 大喜びだったよ
生まれたときは ただ嬉しくて
毎日寝顔を 眺めていたよ
あなたの笑顔 あなたの泣き顔
握り返した小さな手 歩き始めた小さな足
あれからどれだけ 過ぎただろう
あっという間の今日でした
ただ真っ直ぐに 真っ直ぐに ただ幸せに幸せにと
生まれてくれてありがとう 母さんの子供で ありがとう
幸せ その手で 掴んでね
愛しいあなたの 今よ 輝け
入学式のランドセル あなたの背中で 大きかったよ
運動会で転んだときは 泣きながらゴールまで 走ってきたね
うるさいだけの 親だったかもしれない
十分なことはなにひとつ できなかったかもしれない
それでこんなに 大きくなった
とっても優しいひとに 育った
ただ真っ直ぐに 真っ直ぐに ただ幸せに幸せにと
生まれてくれてありがとう 母さんの子供で ありがとう
ただ真っ直ぐに 真っ直ぐに ただ幸せに幸せにと
生まれてくれてありがとう 母さんの子供で ありがとう
幸せ その手で 掴んでね
愛しいあなたの 今よ 輝け
まずは元気で 心豊かに
ひとを愛して 愛される ひとに
昨年ミネハハさんは、歌手活動50周年を迎えられました。
今の若い世代はご存知ないかもしれませんが、50代の私の世代以上の人たちは、毎日のように彼女の声がテレビで流れていたことを、思い出すでしょう。
歌手活動50周年にあたって、ミネハハ公式サイトには次のように書かれています。
人はどこからやってきて、どこへ帰ってゆくのだろう？ 星空を眺めるたび、なつかしく感じるのはなぜだろう？ 何億光年、遥か彼方より星々に見送られて降り立った地球。
失われた記憶。蘇るのはいつだろう？ かつて住んでいた魂の故郷。 地球を眺めていた。ただ静かに、美しく輝いていた。 計り知れないときが流れ、 いつの間にか、地球の輝きは何処にいってしまったのだろう？ 天の封書を開けるときがきた。
今こそ、揺るぎない光の柱を立てよう。 地球は強く美しく蘇る。
「ありがとう地球」リリースから１５年、歌手活動50周年を迎えるミネハハがたどり着いた今一番伝えたいメッセージがここにある。
ミネハハさんは、100歳まで歌い続けると、昨日舞台の上で話されていました。
15年前に初めて彼女を知った頃から、周囲では彼女を「紅白歌合戦に出場させよう！」と応援し続けています。
確かに、彼女の歌声とメッセージが年末のクライマックスで放送されたら、どんなに素敵でしょう。
でも、私は放送局にこだわる必要はないような気がしています。なぜなら、放送局はもう、国民の利益のためのものではないということを、多くの人たちが気づき始めているからです。
さて、実は今回ミネハハさんにあるメッセージを送ってみました。実現したら楽しいな、と夢を見ながら、これからも心からミネハハさんの活動を、応援したいと思っています。
