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真瑠という名前の由来

私の名前は、真瑠。
ペンネームではありますが、実はとても気に入っています。本名は自分では決められませんし、結婚後の姓はなおさらどうにもなりません。

大学時代は医療系の総合大学ではありましたが、医学部と歯学部が一緒に過ごした教養学部の2年間を過ごした後の専門課程の4年間は、一学年一クラスしかありませんでした。午後は必ず実習だったので、出席番号順に席が決められていて、出席番号が近い者同士が1日の大半を一緒に過ごしていました。

特に6年生の時は、夜遅くまで大学にいました。だから自然と人間関係は出席番号周辺の人たちとの関係になります。結果的に、私はいつも隣に座っていた人と、結婚することになりました。

大学を卒業した年の夏に結婚して、そのまま大学の附属病院に勤務したので、急に隣の人の姓を名乗ることになるのは都合が悪く、嫌でした。結婚する時に姓を変えたくないと相手には伝えましたが、すぐに却下されてしまいました。取得したばかりの国家免許の名前もすぐに変更の手続きを取り、色々と大変だった記憶があります。

結婚して名前が変わったことで、今までの自分が自分ではなくなったような気がして、新しい名前にはなかなか慣れませんでした。今でも、違和感があります。結婚してからは、それまでの自分は二の次で、結婚した翌年には長女が生まれて、さらに自分以外のものを常に優先して生きてきました。気づけば、今年結婚25周年を迎えます。(そのうち半分は別居生活。)

もうそろそろ、自分優先の人生を始めてもいいのでは。
そう思い始めてから、真瑠という新しい名前をつけました。そして真瑠というペンネームを使ったこの「和の学び」のブログのHPを、ウェブデザイナーになりたいと急に言い始めた娘の最初の仕事として、作ってもらいました。

なぜ真瑠という名前なのか。
それは、私の人生のテーマ「丸」に由来します。丸って、引っかかりがなくて、永遠に回っているではありまんか。循環、永遠、無限。人間関係も引っかかりがない「丸」でありたい。丸い性格などと言いますし、私の中では「丸」は憧れなのです。正解のことも丸と言いますね、バツとは反対です。

娘たちには、「丸じゃなくてガリじゃん。」と笑われています。
確かに、姿形は丸とは正反対。「まん丸な顔だね。」と娘に言い返すと、怒られます。当たり前か。。