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日本庭園のある和風邸宅

日本庭園と和風邸宅の撮影に、3時間ほどかけて丁寧に。
日本庭園と和風邸宅の撮影に、3時間ほどかけて丁寧に行われました。

「和の学び」で記事を書き始めて、3ヶ月が経ちました。

振り返ってみて、記事の圧倒的な少なさに改めて気づいたので、今日からブログという形で気楽な文章も綴ってみようと思います。

「誰がこんなものを読むんだろう。」という心の呟きが聞こえてきますが、そんなことはお構いなし。勝手に勝手なことを書いてもいいのではないかと、思うことにします。

さて、和の学びの学校、和乃森やまきたも、一ヶ月前に初めてのワークショップを開催してスタートしました。

とは言うものの、私は二ヶ月間の日本での滞在を終えてニュージーランドに帰国して、何かを進めようにも長女任せになります。私的なことはどうでもいいのですが、うちの長女はこちらの大学を卒業して大学院の研究室に進むと思いきや、突然日本に帰国すると言い出したのです。しかも、ウェブデザイナーになるとか、親にとっては訳がわからず相当バトルをしました。

結局のところ、今年に入ってそのバトルは急展開を迎え、和の学びの学校の企画、運営、管理の仕事をしながら本職を極めていくということになりました。こうして、娘は3月初めに10年以上過ごしたニュージーランドを後にしました。

あのコロナの騒動がなければ、彼女は全く違った人生を歩んでいたことでしょう。少なくとも、日本に帰国するという発想はなかったと思います。それに、私も日本に拠点を持つなどということは考えなかったと思います。今、ここでこんなことを書いていることも、もちろんなかったでしょう。

ま、こんなことはさておき
和の学びの学校も、ワークショップ、講習会、だけでは運営が難しいのは明らかです。初めてのワークショップ、実は蓋を開けてみればこちらがうん十万円も支払う結果になり、うーん、これでは難しいなと考えていました。和乃森やまきたは、日本庭園のある和風邸宅です。松の木がなんと19本もあり、庭の手入れも大変で維持費もかかります。大きな家は、当然光熱費もバカにならない。

そこで、私も考えました。
やりたいことをやるためには、金銭的に回る形を作ってからでないとダメだと。そのためには、どうすればいいのだろうか。。。

ある方がスペースレンタルをしたらいいのではと、提案してくださっていました。
でも、ワークショップやお教室として貸し出したとしても、それほど需要が見込めるとは思えません。若者のパーティー会場になるなんて、真っ平ごめんです。

考えて、考えて閃いたのが、業者さん向けのスペースレンタル。
早速、このような文章でメールを送ってみました。

「都心から車でちょうど約1時間。JR駅徒歩3分、神奈川県山北町にある、拠点の一つです。
富士山を眺み、自然豊かな環境の町です。

敷地面積約300坪には、日本庭園と築約29年の当時建物だけで億越えの和風邸宅。宮大工の芸術作品です。また敷地内には、築100年は経っていると思われる倉庫があり、当時の蚕部屋などがそのまま残されています。

この贅沢な和の空間を、日本庭園、和風邸宅、歴史のある倉庫、合わせて是非ご利用いただければと思います。」

4社くらいに一斉に、メールを送りました。
すべて、すぐに返事をいただき、一週間も経たないうちに昨日そのうちの2社が社長直々に訪問され、プロとしての写真も何時間もかけて撮影して帰られました。

もう間もなく、和の学びの学校は、撮影用の場所、スタジオとしての役割を担うことになります。

倉庫の2階は、大人が何人か入ると床が抜けそうな状態なのですが、昨日来られた方には「撮影に使える!」と映ったそうです。(安全第一なので、しばらく立ち入り禁止にしますが。)こんなものが、と思えるものでも、見る人によっては宝物なのですね。

日本の古き良き時代の一般住宅、宮大工の熟練技術による和風邸宅。
和の文化の素晴らしさを伝えて、感じていただけるという主旨には変わりありません。これで上手く回っていく見通しがたった段階で、次のことを考えていきます。

和乃森やまきたで開催するワークショップの優先順位は、少し後回しになってしまいますが、もうしばらくの辛抱です。

ブログを気楽に書きながら、これからの日常を気楽にお伝えしていこうと思います。